MIRACINAE Viereck, 1918
ヒメサムライコマユバチ亜科
[他の亜科との区別に用いる形態](Non-Cyclostome)
小型のコマユバチ。内向大腮。前翅翅脈Rsの末端区画は管状にならない。前翅翅脈r-m脈を欠く。後体節第1背板は気門を膜状の側背板に有する。触角鞭節は12節
上唇は凹まず、大抵彫刻され、時折大腮の下に隠れる。後翅翅脈m-cuは大抵欠く。後体節第2背板の気門はほぼ常に側背板に存在する。後体節は第2、3節の間で曲がらない。
[主な生態]
潜葉性の鱗翅目幼虫の内部寄生性単寄生者。
[同定の際の注意]
サムライコマユバチ亜科に一見すると似ているが、触角鞭節の節数で区別できる。
(上記解説中の翅に関する名称はSharkey, 1993に従っています)
日本産既知種のリスト(2021年版)
Centistidea (Centistidea) Rohwer, 1914
irruptor (Papp, 1987) (Mirax)
kumatai (Maeto, 1995) (Mirax)
mogrus (Papp, 1987) (Mirax)
sii (Maeto, 1995) (Mirax)