和文文献参考リスト(地域別)
ここでは、上記のうち、寄生蜂に関する記録を整理してゆきたいと考えております。現在、ゆっくりと記録を拾い上げているところです。各地の細かな記録は全てを把握することが困難ですので、もしも下記に無い文献をご存じの方がいらっしゃいましたらご教示いただけますと幸いでございます。
青森県
渡辺恭平・市田忠夫,2014.青森県産ヒメバチ科目録.Celastrina (29): 25-40.
岩手県
中谷充, 1979. T. Ogasawaraの採集によって記録された岩手のヒメバチ(1). 岩手蟲乃會會報, 2: 22–23.
中谷充, 1982. 岩手県産Ephialtes属(ヒメバチ科)について. 岩手蟲乃會會報, 8: 1–7. (本報告で扱われているEphialtes属は現在のApechthis属)
中谷充, 1982. T. Ogasawaraの採集によって記録された岩手のヒメバチ(2). 岩手蟲乃會會報, 8: 7–8.
中谷充, 1982. 岩手県産Itoplectis属(ヒメバチ科)について. 岩手蟲乃會會報, 9: 19–22.
中谷充, 1990. 岩手県産Scambus属(ヒメバチ科)について. 岩手蟲乃會會報, 16: 5–12.
中谷充, 1991. 和賀岳山麓高下林道付近のハチ亜目Apocrita. 岩手蟲乃會會報, 17: 9–10.
中谷充, 1992. 岩手県産Acropimpla属(ヒメバチ科)について. 岩手蟲乃會會報, 18: 9–11.
中谷充, 1992. 岩手県産Scambus属とAcropimpla属(ヒメバチ科)の追加記録. 岩手蟲乃會會報, 19: 18.
中谷充, 1993. 岩手山のヒメバチの記録(I). 岩手蟲乃會會報, 20: 11–14.
中谷充, 1994. 岩手山のヒメバチの記録(II). 岩手蟲乃會會報, 21: 13–16.
中谷充, 1998. 盛岡市自然環境調査で採集したヒメバチ目録. 岩手蟲乃會會報, 25: 13–20.
中谷充, 2002. 数種のハマキガに寄生したヒメバチ. 岩手蟲乃會會報, 29: 1–7.
中谷充, 2003. ヒメバチ2種の寄主の記録. 岩手蟲乃會會報, 30: 13.
中谷充, 2004. 岩手県産ヒラタヒメバチ属(Pimpla)について. 岩手蟲乃會會報, 31: 1–9.
中谷充, 2005. 岩手県野生生物目録ヒメバチ科の学名変更(1). 岩手蟲乃會會報, 32: 20.
中谷充, 2006. 岩手県産Dolichomitus属(ヒメバチ科)について. 岩手蟲乃會會報, 33: 7–13.
中谷充, 2006. 岩手県産Pimplaetus属とParaperithous属(ヒメバチ科)について. 岩手蟲乃會會報, 33: 13–14.
中谷充, 2007. 岩手県産フシダカヒメバチ族Ephialtini族について. 岩手蟲乃會會報, 34: 29–38.
中谷充, 2008. 岩手県産クモヒメバチ属群とPerithous属, Delomerista属及びTheronia属について. 岩手蟲乃會會報, 35: 1–6.
中谷充, 2009. 岩手県産Glyptini族(ヒメバチ科)について. 岩手蟲乃會會報, 36: 1–12.
中谷充, 2010. 岩手県産オナガバチ亜科とLycorininae亜科(ヒメバチ科)について. 岩手蟲乃會會報, 37: 53–58.
山形県
清水壮・渡辺恭平,2015.新潟県・山形県のヤセバチ上科目録.越佐昆虫同好会報 (113): 25-30.
栃木県
片山栄助, 2008. 栃木県産ハチ目の追加記録(1). インセクト, 59(2): 131–134. (ヒメコンボウヤセバチとイシイツヤアシブトコバチの記録をふくむ)
片山栄助・松村雄・渡辺恭平, 2010. 栃木県大田原市及び那須塩原市のヒメバチ類. インセクト 60(2): 149–160.
片山栄助・渡辺恭平, 2010. 県北部のヒメバチ類II. インセクト, 61(2): 135–140.
片山栄助・渡辺恭平・中山恒友,2012.栃木県北部2地点でのマレーズトラップによるハチ目調査結果と栃木県初記録の13種ヒメバチ類.インセクト 63(2): 120-125.片山栄助・渡辺恭平・藤江隼平,2012.栃木県産ハチ目の追加記録(4).インセクト 63 (1): 21-23.
片山栄助・渡辺恭平,2014.栃木県産ハチ目の追加記録(6).インセクト 65(1): 53-56.
片山栄助・渡辺恭平・清水壮,2016.栃木県産ヒメバチ科の追加記録. インセクト, 67, 16–22.
茨城県
久松正樹・川相美奈子, 2006. 茨城県におけるハチ目昆虫のいくつかの記録. 茨城県自然博物館研究報告, (9): 47–53.
千葉県
青木直芳, 2005. 我孫子市でもヒメウマノオバチを記録. 房総の昆虫, (35): 47.
青木直芳, 2006. キスジセアカカギバラバチを我孫子市で採集. 房総の昆虫, (37): 57.
須田博久, 2003. 館山市でもヒメウマノオバチを採集. 房総の昆虫, (30): 22–23.
須田博久, 2004. 市川市のハチ類. 市川市自然環境実態調査報告書2003, pp. 599–744.
須田博久, 2008. 私の標本箱から5・コバチ上科の記録①. 千葉生物誌, 58(1): 27–30.
須田博久, 2009. 千葉県白井市のハチ類. 白井市生物多様性調査報告書, pp. 449–602.
埼玉県
小西和彦・南部敏明, 1997. 埼玉県産ヒメバチ科. 埼玉動物研通信, (25): 1–12.
高橋秀男, 2002. ツノヤセバチのこと. 埼玉動物研通信, (40): 3–4.
東京都
上條一昭, 2000. 皇居のコバチ類. 国立科学博物館専報, (36): 325–333.
小西和彦・前藤薫, 2000. 皇居のヒメバチ上科, ヤセバチ上科, カギバラバチ上科およびヒラタタマバチ科. 国立科学博物館専報, (36): 307–323.
高橋秀男, 2006. 火山列島硫黄島の蜂について. つねきばち, (10): 35–36. (Netelia latro latroの記録をふくむ)
高橋秀男, 1995. 伊豆諸島八丈島の膜翅目ヒメバチ上科. げんせい, 67: 7–8.
藤江隼平・前藤薫,2014.皇居のコマユバチ科.国立科学博物館専報(50): 499-502.
渡辺恭平, 2010. 東京都産のヒメバチ数種について. 神奈川虫報, (169): 1–8.
渡辺恭平, 2013.明治神宮のヒメバチ科,コマユバチ科およびヒラタタマバチ科.鎮座百年記念第二次明治神宮境内総合調査報告書,pp. 348-352.
小西和彦・松本吏樹郎・芳田琢磨・渡辺恭平,2014.皇居の第Ⅱ期生物相調査で採集されたヒメバチ科およびカギバラバチ科.国立科学博物館専報(50): 485-497.
辻井健太郎・渡辺恭平,2014.クロシオセダカヤセバチ伊豆大島からの新記録と,寄主についての考察.つねきばち(25): 39-40.
神奈川県
青木郁世・三田敏治, 2011. 東京農業大学厚木キャンパスからウマノオバチ2例目の記録. 神奈川虫報, (174): 19.
川島逸郎・渡辺恭平, 2010. アリジゴクヤドリトガリヒメバチMyrmeleonostenus babai Uchidaの寄主はウスバカゲロウのみか? 神奈川県における寄主探索行動の観察例. つねきばち, (18): 39–41.
鈴木裕, 2003. 三浦半島の蜂類について. かまくらちょう, (58): 7–17.
浜口哲一, 2010. ヒメウマノオバチの観察. 神奈川虫報, (169): 15.
長瀬博彦, 2004. ハチ目(アリ科を除く). 神奈川昆虫談話会編, 神奈川県昆虫誌III, pp. 1241–1326.
長瀬博彦, 2007. 昆虫類ハチ目. 丹沢大山総合調査団編, 丹沢大山総合調査学術報告書丹沢大山動植物目録, pp. 286–310. 財団法人平岡環境科学研究所, 神奈川県.
長瀬博彦, 2008a. 神奈川県昆虫誌(ハチ目), 補遺–2. 神奈川虫報, (161): 1–10.
長瀬博彦, 2008b. 神奈川県昆虫誌(ハチ目), 補遺–3. 神奈川虫報, (164): 41–54.
長瀬博彦, 2009. 神奈川県昆虫誌(ハチ目), 補遺–4. 神奈川虫報, (167): 37–52.
長瀬博彦, 2011. 神奈川県昆虫誌(ハチ目), 補遺–5. 神奈川虫報, (175): 37–50.
山本光人, 2011. 海老名市内の1本のエノキに飛来したハチ目4種の記録. 神奈川虫報, (175): 18. (オナガバチ2種とニホンヒラタタマバチの記録をふくむ)
村山功・渡辺恭平, 2010. 神奈川県厚木市でウマノオバチを採集. 神奈川虫報, (169): 38.
山崎拓海・渡辺恭平,2014.小田原市でニッポンツノヤセバチ(和名新称)を採集.神奈川虫報 (184): 7.
渡辺恭平,2015.小田原市で真冬に活動していたシロテントガリヒメバチ.神奈川虫報 (185): 22.
渡辺恭平・駒形森・鈴木裕,2016.鈴木裕寄生蜂コレクション標本目録.神奈川県立博物館研究報告(自然科学)(45): 101-109.
渡辺恭平・谷脇徹,2016.丹沢山地に設置したトラップで採集されたヒメバチ.神奈川虫報 (188): 49-56.
渡辺康生, 2011. 大磯丘陵のハチ目. 神奈川虫報, (175): 68–84.
新潟県
伊丹英雄, 2011. 新潟県のカギバラバチ科の記録. つねきばち, (19): 35–36.
大森康正, 1954. 佐渡島産土蜂科未記録種. 越佐昆虫同好会会報, 29・30: 24–36.
大森康正, 1960. 加茂市の蜂類目録. 越佐昆虫同好会会報, 33・34: 16–19.
大森康正, 1960. 新潟県の蜂類に関する文献目録. 越佐昆虫同好会会報, 33・34: 25–26.
櫛下町鉦敏, 1986. 新潟県のヒメバチI メンガタヒメバチ亜科. 越佐昆虫同好会々報, 63: 33–34.
清水壮, 2014. 新潟県産ヒメバチ科目録. 越佐昆虫同好会誌 (111): 1-25.
清水壮・佐藤良次, 2015. 下越地方からのヒメバチ科の記録.越佐昆虫同好会誌, 112: 35–37.
清水壮・渡辺恭平,2015.新潟県・山形県のヤセバチ上科目録.越佐昆虫同好会報 (113): 25-30.
藤江隼平・清水壮, 2015. 新潟県産コマユバチ科目録.越佐昆虫同好会誌, 113, 9–23.
静岡県
池田二三高, 1976. 静岡県産蜂類目録その1. 東海自然誌, 2: 47–64.
渡辺恭平・簡野嘉彦, 2009. キンケセダカヤセバチの静岡県からの初記録と、その寄主に関する考察. つねきばち, (15): 37–39.
渡辺恭平・蒔苗博道, 2011. 静岡県産ヒメバチ目録. 駿河の昆虫 (236): 6495–6508.
岐阜県
大草伸治, 2006. 岐阜県の蜂. つねきばち(9): 16–28.
石川県
富樫一次, 2004. 石川県の舳倉島で採集された6種のハチ類について. 日本生物地理学会会報, 29: 9–10.
小西和彦・富樫一次, 2010. 石川県の舳倉島で採集されたヒメバチ類. New Entomologist, 59(3, 4): 53–54.
福井県
井上重紀, 1997. 福井県における潜葉虫(小蛾類, チョウ目)とその寄生蜂. 福井虫報, (20): 45–48.
富樫一次, 1993. 福井県産ヒメバチ類. 福井虫報, (12): 57–58.
野坂千津子, 1994. 越前町城山でタマカギバラを採集. 福井虫報, (15): 117.
羽田義任・田埜正・奥野宏・野坂千津子・室田忠男・黒川秀吉・井上重紀, 1998. ハチ目Hymenoptera. 福井県自然環境保全研究会昆虫部会編, 福井県昆虫目録(第2版), pp. 314–404.
渡辺恭平・田埜正・黒川秀吉・室田忠男・野坂千津子,2012.福井県における寄生蜂の採集記録.つねきばち(21): 1-78.
渡辺恭平・田埜正・黒川秀吉・室田忠男・野坂千津子,2013.福井県における寄生蜂の採集記録(その2).つねきばち(23): 22-26.
大阪府
伊藤誠人,2012.大阪府東大阪市でウマノオバチを採集.Nature Study 58: 8.
兵庫県
吉田浩史・渡辺恭平,2016.佐用町からの膜翅目の採集記録.きべりはむし, 38(2): 26-29.
鳥取県
下記の小西・中村(2005, 2010)に記録有り.
島根県
下記の小西・中村(2000, 2002, 2005, 2010)に記録有り.
広島県
小西和彦・中村慎吾, 2000. 広島県産ヒメバチ科分布資料. 比和科学博物館研究報告, (39): 107–115. (島根県の記録もふくむ)
小西和彦・中村慎吾, 2002. 広島県産ヒメバチ科分布資料(2). 比和科学博物館研究報告, (41): 151–154. (島根県と山口県の記録もふくむ)
小西和彦・中村慎吾, 2005. 広島県産ヒメバチ科分布資料(3). 比和科学博物館研究報告, (44): 229–239. (鳥取県と島根県、山口県の記録およびアリヤドリコバチの記録もふくむ)
小西和彦・中村慎吾, 2010. 広島県産ヒメバチ科分布資料(4). 比和科学博物館研究報告, (51): 227–235. (鳥取県と島根県、山口県の記録もふくむ)
榎木成司, 1995. 広島県産ヒメバチ類の記録–広島県産ハチ目分布資料4. 比婆科学, (155): 11–14.
山口県
上記の小西・中村(2002, 2005, 2010)に記録有り.
愛媛県
小西和彦・山本栄治, 2000. 小田深山およびその周辺のヒメバチ類. 小田深山の自然II, pp. 735–754.
山本栄治・小西和彦, 2011. 内子町でナカノヒメバチを採集. しこくこげら, 8: 56. (刺された事例もふくむ)
高知県
熊沢秀雄, 2005. 高知県で採集したオナガバチ. げんせい, 80: 14–18.
海外
田埜正, 2009. 海南島から初めて採集されたヒメバチ2種. つねきばち, (16): 80.